広告キューポイントを使用した広告表示

このドキュメントでは、IMA3 プラグインと広告キューポイントを使用して広告を表示する方法について説明します。

プレーヤーの例

以下は、動画の 2 秒地点に作成したキューポイントで広告を表示するプレーヤーの例です。

説明動画

以下は、動画再生中に広告を再生するための広告キューポイントの使用手順を解説する説明動画です。

実装の概要

動画内の広告キューポイントに基づいて広告を再生するには、次の作業を行います。

  • Studio の MEDIA モジュールで、動画内の任意のタイミングに広告キューポイントを作成します。
  • キューポイントによってリクエストがトリガーされた際に、目的の広告を動画に配信する VAST タグを用意/作成します。
  • IMA3 プラグインがプレーヤーに読み込まれていることを確認します。本ドキュメントでは、この設定を行う 2 つの方法を紹介します。
  • 広告キューポイントを使用するように IMA3 プラグインを設定します。

広告キューポイントの作成

動画に広告キューポイントを追加するには、Studio の MEDIA モジュールを使用します。対象の動画をクリックし、次の手順を実行します。

  1. 動画のすぐ下にある キューポイントの追加 ボタンをクリックします。
  2. キューポイントを発火させたい時刻を入力します。
  3. タイプ広告 に設定します。
  4. キューポイントに名前を付けます。
Studio でのキューポイント作成

複数のキューポイントを追加することもできます。Studio でのキューポイントの使用方法の詳細は、Media モジュールでのキューポイントの使用 ドキュメントを参照してください。

VAST タグの作成/取得

IMA3 プラグインを設定する際は、VAST タグが配置されている場所の URL を指定する必要があります。VAST タグは、プレーヤーが再生する広告を配信するためのものです。この例では、静的な VAST タグ(実際には VAST XML ドキュメントへの URL)を使用します。複数の広告の中からランダムに配信するために、広告サーバーを利用することもできます。いずれの場合も、IMA3 プラグインは有効な VAST タグを参照している必要があります。

本ドキュメントでは、1 件の広告を再生する静的な VAST タグを使用します。VAST XML は次のようになります。

            <VAST version="3.0">
              <Ad id="1">
                <InLine>
                  <AdSystem version="1.0">Test Ad Server</AdSystem>
                  <AdTitle>
                    <![CDATA[ Portals ]]>
                  </AdTitle>
                  <Description>
                    <![CDATA[ Demo ad number 6 ]]>
                  </Description>
                  <Error>
                    <![CDATA[ ]]>
                  </Error>
                  <Creatives>
                    <Creative>
                      <Linear>
                        <Duration>00:00:8</Duration>
                        <TrackingEvents/>
                        <AdParameters>
                          <![CDATA[ <xml></xml> ]]>
                        </AdParameters>
                        <VideoClicks/>
                        <MediaFiles>
                          <MediaFile type="video/mp4" width="1280" height="720" delivery="progressive" id="2" bitrate="4316" minBitrate="320" maxBitrate="320" scalable="true" maintainAspectRatio="true">
                            <![CDATA[
                              http://solutions.brightcove.com/bcls/ads/bc-ads/bcls-ad-6-5seconds.mp4
                            ]]>
                          </MediaFile>
                        </MediaFiles>
                      </Linear>
                    </Creative>
                  </Creatives>
                  <Extensions>
                    <Extension>
                      <xml>data</xml>
                    </Extension>
                  </Extensions>
                </InLine>
              </Ad>
            </VAST>

Studio による実装

Studio を使用して広告キューポイントを設定できます。大まかな流れは次のとおりです。

  • PLAYERS モジュールの 広告 セクションで IMA3 プラグインを設定します。
  • プレーヤーを公開します。

具体的な設定手順は次のとおりです。

  1. PLAYERS モジュールを開き、新しいプレーヤーを作成するか、キューポイント広告を追加したい既存のプレーヤーを探します。
  2. 対象のプレーヤー名のリンクをクリックし、プレーヤーのプロパティを開きます。
  3. 左側のナビゲーションメニューで 広告 をクリックします。
  4. クライアント サイド(IMA)の有効化 チェックボックスをオンにします。
  5. 適切な Ad Tag を入力します。
  6. 広告の要求 ドロップダウンから キューポイントで を選択します(下図参照)。
    Studio でのプラグイン設定
  7. 保存 をクリックします。
  8. プレーヤーを公開するには、公開 をクリックします。
  9. 開いているダイアログを閉じるには、閉じる をクリックします。
  10. MEDIA モジュールに戻り、新しく設定したプレーヤーを使用して、広告キューポイントを含む動画を公開します。

プラグイン設定

広告キューポイントを正しく利用するには、IMA3 プラグインで次の設定を行う必要があります。

  • useMediaCuePointstrue に設定する必要があります。
  • requestMode は文字列 oncue に設定する必要があります。
  • serverUrl は有効な VAST タグに設定する必要があります。

これらのオプションの詳細については、IMA3 プラグインを使用した広告設定 ドキュメントの オプション セクションを参照してください。

Videoタグ埋め込みによる実装

Videoタグ埋め込み用のプレーヤーコードを使用して、広告キューポイントを実装することもできます。以下のコードでは、IMA3 プラグインを HTML ページ内で読み込み、設定しています。

次のコードが実際の実装例です。

  • 7〜12 行目: プレーヤーのサイズをスタイル指定しています。
  • 13 行目: IMA3 プラグインの CSS を読み込んでいます。
  • 19〜27 行目: プレーヤーの公開コードで、JavaScript から参照するために id 属性を追加しています。
  • 29 行目: IMA3 プラグインの JavaScript を読み込んでいます。
  • 32〜33 行目および 40 行目: プレーヤーコードの読み込み完了を待ち、プレーヤー オブジェクトを変数に代入する標準的なコードです。
  • 34〜38 行目: 必要なオプションに所定の値を設定しています。
  • 39 行目: オプションを引数として渡し、ima3 プラグインを呼び出しています。
      <!doctype html>
      <html>
      
      <head>
        <meta charset="UTF-8">
        <title>Untitled Document</title>
        <style>
          .video-js {
            height: 344px;
            width: 610px;
          }
        </style>
        <link href="https://players.brightcove.net/videojs-ima3/4/videojs-ima3.css" rel="stylesheet">
      
      </head>
      
      <body>
      
        <video-js id="myPlayerID"
          data-video-id="4607746980001"
          data-account="1507807800001"
          data-player="rkNxoBMOe"
          data-embed="default"
           data-application-id=""
           controls=""></video-js>
        <script src="https://players.brightcove.net/1507807800001/rkNxoBMOe_default/index.min.js"></script>
      
        <script src="https://players.brightcove.net/videojs-ima3/4/videojs-ima3.min.js"></script>
      
        <script type="text/javascript">
          videojs.getPlayer('myPlayerID').ready(function() {
            var myPlayer = this,
            options = {
              useMediaCuePoints: true,
              requestMode: 'oncue',
              serverUrl: "//solutions.brightcove.com/bcls/brightcove-player/vmap/simple-vast.xml"
            };
            myPlayer.ima3(options);
          });
        </script>
      
      </body>
      
      </html>

注意事項

  • キューポイントのキー/値のペアが置き換えられるのは、プレーヤーの 広告リクエスト 設定が キューポイントで に設定されている場合のみです。特に mediainfo.ad_keys を使用する際に重要です。
  • mediainfo.customFields の変数名では、大文字と小文字が区別されます。

既知の問題

  • 上記の 広告キューポイントの作成 セクションで説明したように、Studio でキューポイントに名前を付ける際は、名前に波かっこや二重引用符を使用しないでください。使用すると、動的に生成される VMAP の形式が不正になってしまいます。