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    Google アナリティクス プラグイン

    このトピックでは、Google アナリティクス プラグインの使用方法と、Studioを使用した実装方法、およびカスタムコーディングによる実装方法について学びます。

    概要

    Brightcove Google アナリティクス プラグインは、Google アナリティクス にデータを送信する機能を提供します。このプラグインは、Google アナリティクス 4 をサポートしていることに注意してください。このドキュメントには、5 つの主要なコンテンツ セクションが含まれています:

    ワークフロー

    Google アナリティクス プラグインは、まず eventsToTrack オプションと trackerID をチェックします。両方が存在する場合、GAを初期化し、analytics-beacons または/および analytics_request イベントをリッスンし、すべてのプレーヤーイベントで、イベントが追跡するイベントのリストに存在するかどうかをチェックします。存在する場合、プラグインはイベントに関連付けられたカスタム ディメンション(paramsToTrackにも存在する)を取得します。GAプラグインで扱われるイベントと、それに関連するカスタム ディメンションは以下の通りです:

    • player_load - 一般的なカスタム ディメンション
    • video_engagement - 一般的なカスタム ディメンション + video_duration + video_range+seconds_viewed
    • video_impression - 一般的なカスタム ディメンション
    • play_request - 一般的なカスタム ディメンション
    • ad_start/ad_mode_begin - 一般的なカスタム ディメンション
    • ad_end/ ad_mode_complete - 一般的なカスタム ディメンション
    • error - 一般的なカスタム ディメンション
    • video_view - 一般的なカスタム ディメンション
    • video_complete - 一般的なカスタム ディメンション
    • カスタム ディメンションは次を含みます - video_account, video_player, video_session, video_platform_version, video_tags.

    必要要件

    Brightcove プレーヤー Google アナリティクス プラグイン v2.1.0 以降では、以下が必要です:

    • Brightcove プレーヤー v7.0.0 以降

    Google アナリティクス 4 アカウントの設定

    1. Google アナリティクス 4 プロパティを作成します。
    2. そのプロパティの中で、ウェブ データ ストリームを作成します。 Googleは、iOSデータストリームや Androidデータストリームなど、他のタイプの「データストリーム」も提供していますが、弊社のGAアナリティクス統合ではサポートしていません。

    Google アナリティクスの設定

    Google アナリティクスの統合を設定するには、以下の手順に従ってください:

    1. プレーヤー モジュールを開きます。
    2. 設定したいプレーヤー名をクリックして、プレーヤーのプロパティを開きます。
    3. 左のナビゲーションから解析 > Google Analytics をクリックします。
    4. Google Analyticsの有効化をチェックしてください。
    5. Googleアカウントにサインインをクリックします。
    6. ログインする Googleアカウントを選択し、プロンプトが表示されたら認証情報を入力します。
    7. Allow をクリックして、Brightcoveが Google アカウントにアクセスできるようにします。
    8. アカウントの選択ドロップダウンを使用して、トラッキングデータを送信する Googleアカウントを選択します。
    9. トラッキング用のイベントを選択します。イベントの説明については、以下の イベントおよびカスタム ディメンション のセクションを参照してください。
    10. 保存クリックします。これでプレーヤーが Google アナリティクス プラグインで設定され、Google アナリティクス アカウントに必要なカスタムディメンションが作成されます。

    必ず変更をプレーヤーに公開してください。

     

    Playersモジュールによる実装

    プレーヤー モジュールを使用して Google アナリティクス プラグインを実装していきます。

    1. Studioで プレーヤー モジュールを選択します。
    2. Google アナリティクス プラグインを追加したいプレーヤーをクリックします。
    3. プレーヤーのプロパティ画面から:
      1. 解析 -> Google Analytics
      2. Google Analytics の有効化 にチェックを入れます。
      3. Google アカウントにサインイン をクリックします。
      enable Google Analytics
    4. Googleアカウントとデータを送信する Googleアナリティクスのアカウント情報を入力し、サインイン プロセスを完了します。
    5. Google Analytics 4 (GA4) ドロップダウンで、GA4アカウントのトラッキングIDを選択します。
      enable Google Analytics
    6. 表示されたフォームを使用して設定を完了します。
      configuration
    7. 保存をクリックし、プレーヤーを公開します。

    コードによる実装

    プラグインを実装するには、プレーヤーはプラグインコードの場所、スタイルシートの場所(必要な場合)、プラグイン名、プラグイン設定オプションを知る必要があります。Google アナリティクスのプラグインの場合:

    • JavaScriptプラグインコード(この例では CSS不要)の設置場所は以下になります:

              https://players.brightcove.net/videojs-bc-ga/2/videojs-bc-ga.min.js
    • プラグイン名はbcGa です。
    • 標準的な設定オプションを以下のコードに示します。

    以下では、プレーヤーのページ内埋め込み(Videoタグ)実装を使用して、Google アナリティクス プラグインをプレーヤーの単一のインスタンスに関連付る例になります。

    • 1行目: video-js タグに id 属性と値を付与し、何らかの値(この例では myPlayerID)を指定します。
    • 9行目: script タグを使用して、プラグインのJavaScriptをHTMLページの body に含めます。
    • 13行目: プレーヤーへの参照を作成します。
    • 14-35行目: プラグインを初期化し、カスタムオプションを渡します。
            <video-js id="myPlayerID"
              data-account="1752604059001"
              data-player="decfdaf5-0a6e-43f6-82d3-39d125c413c4"
              data-embed="default"
              data-video-id="4077874637001"
              controls=""></video-js>
            <script src="https://players.brightcove.net/1752604059001/decfdaf5-0a6e-43f6-82d3-39d125c413c4_default/index.min.js"></script>
          
            <script type="text/javascript" src="https://players.brightcove.net/videojs-bc-ga/2/videojs-bc-ga.min.js"></script>
          
            <script type="text/javascript">
              videojs.getPlayer('myPlayerID').ready(function() {
                var myPlayer = this;
                myPlayer.bcGa({
                  "paramsToTrackGA4": [
                    "account",
                    "platform_version",
                    "player",
                    "range",
                    "seconds_viewed",
                    "session",
                    "tags",
                    "video_duration"
                  ],
                  "eventsToTrack": {
                    "ad_end": "Ad Ended",
                    "ad_start": "Ad Started",
                    "error": "Player Errors",
                    "play_request": "Play Request",
                    "player_load": "Player Load",
                    "video_engagement": "Video Engagement",
                    "video_impression": "Video Impression",
                    "video_view": "Video View"
                  },
                  "trackerGA4": "GA-123456-1"
                })
            });
            </script>

    オプション

    以下の項目は、Google アナリティクス プラグインを設定する際に使用するプラグイン オプションです。

    • tracker: Google アナリティクス トラッキング ID。
    • eventsToTrack: 送信するイベントと、そのイベントに使用される名前を列挙した配列。
      • 例: player_load: 'My name for player load event'
    • paramsToTrackGA4: イベントに含めるパラメータをリストしたオブジェクト。
    • debug: GAデバッグURLをオンにし、コンソール トレースを可視化するにはtrueを使用します。本番環境では使用しないでください。
     

    GA4イベントとカスタム ディメンション

    プレーヤーの analytics_event および analytics-beacon イベントで使用されるイベント名であれば何でも使用可能ですが、以下のものはGAプラグインで特別な取り扱いがあります:

    • ad_end
    • ad_start
    • error
    • play_request
    • player_load
    • video_engagement
    • video_impression
    • video_view

    以下は、使用可能なカスタム ディメンションです:

    • account
    • platform_version
    • player
    • range
    • seconds_viewed
    • session
    • tags
    • video_duration

    Google Analyticsでカスタム ディメンションとして追加したパラメータは、イベントに関連付けられます。以下のパラメータはすべてのイベントに共通です:

    • account
    • player
    • session
    • tags
    • version

    video_engagement イベントには、上記の5つのパラメータが含まれ、さらに以下が追加されます:

    • range
    • seconds_viewed
    • video_duration

    Google アナリティクス 4 への移行

    Google アナリティクス プラグインを使用する Brightcove製品全体でデータが収集され続けるようにするには、ユニバーサル アナリティクスではなく GA4 を使用するようにプレーヤーをアップグレードする必要があります。

    Players モジュールを使用した移行

    1. GoogleのGA4が有効になっていることを確認してください。詳しくは、[GA4] 次世代のアナリティクス、Google アナリティクス 4 のご紹介をご覧下さい。
    2. Studioで プレーヤー モジュールを選択します。
    3. Google アナリティクス プラグインを更新したいプレーヤーをクリックします。
    4. プレーヤー情報セクションで次を選択します:
      1. サードパーティ解析 -> Google Analytics
        enable Google Analytics
      2. Google Analytics 4 (GA4) ドロップダウンで GA4アカウントのトラッキングIDを選択します。
        enable Google Analytics
    5. 保存をクリックします。
    6. 公開をクリックすると、プレーヤーの最新の変更が公開されます。
    7. ユニバーサル アナリティクスを使用している各プレーヤーに対して、この手順を繰り返します。

    ページの最終更新日26 Aug 2024